10年ほど前のことです。
地元でテーブルコーディネート講座があり、参加しました。
その時の先生は、海外でテーブルコーディネートを勉強してきた方でした。
その先生から聞いたお話です。
かなり前のことなので、詳細ははっきりとは覚えていませんが。
ある時、外人夫妻にディナーにお呼ばれした時に事は起こりました。
素敵な食卓に案内されて席に着くと、目の前には何とお位牌があったというのです。
京都だったかの骨董市で購入したというお位牌。
彼女が日本を離れていて寂しいだろうから、京都で買った日本の物をフィギュアに置いたので、懐かしんで欲しい、というようなことを言われたそうです。
彼女は「私まだ生きているし、それにこれはお位牌だし・・・」
好意でしてくれていることであっても、食卓のフギュアには相応しくないもの。
言おうか、どうしようか、随分悩んだそうです。
黙っていたら、またこのお位牌は食卓にフィギュアとしてセッティングされることでしょう。
その結果、やはりいう事にしたそうです。
これはお位牌といって、死んだ人の魂が入っているものであることを。
外人夫妻は説明を聞いて、食卓にフィギュアとして置いたことを謝ったそうです。
この話を聞いた時、クリスマスのテーブルコーディネート講座を思い出しました。
宗教と密接な行事は、よく知らないと大変なことになります。
でも、何でお位牌が骨董市に出ていたのでしょうか?
亡くなった時に使う蝋燭立、これも骨董市に出ていたら外国人は購入して食卓に飾るのでしょうか?
海外旅行で民芸品を買うときには「気をつけないと」とあらためて思いました。
テーブルコーディネートコンテストを見て、基本を知らないでそのまま真似をすると、やはりこれと同じようなことが起こります。
やはり、基本は大切です。
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