鯉幟の吹流しの色、これは魔よけの色です。
吹流しの色は五色で、中国古来の「五行説」に由来しています。
五行説の「木・火・土・金・水」は、色・季節を表しています。
「木」は青、春(1月・2月・3月)、東を表しています。
「火」は赤、夏(4月・5月・6月)、南を表しています。
「土」は黄、土用(季節の終わり18日間)、中央を表しています。
「金」は白、秋(7月・8月・9月)、西を表しています。
「水」は黒、冬(10月・11月・12月)、北を表しています。
食べ物の味「五味」もこの五行説にあてはまります。
「木」は酸。春は肝を強くし、血を蓄える精神の調整をはかる「酸」味の食材を選びます。
「火」は苦。夏は血のポンプである心臓を養う「苦」味の食材を選びます。
「土」は甘。土用は夏バテした体の消化吸収を助ける脾臓によい「甘」味の食材を選びます。
「金」は辛。徐々に寒さの増す秋は、全身を温め、循環をよくする「辛」味の食材を選びます。
「水」は鹹。寒さの厳しい冬には、「鹹(塩辛い)」味が、体液の代謝を調節する腎臓を保ちます。
「酸」の食材として、酢、もも、りんご、ぶどう、レモン、トマト、夏みかん、びわ等。
「苦」の食材として、コーヒー、ラッキョウ、銀杏、ゴーヤ、牛蒡、筍、ふき、ビール等。
「甘」の食材として、牛肉、鶏肉、豚肉、エビ、ニラ、シソ、かぶ、キャベツ、もやし等。
「辛」の食材として、ニンニク(生)、ねぎ、わさび、山椒、大根等。
「鹹」の食材として、あわび、くらげ、いか、しじみ、あざり、海苔、醤油、味噌、塩等。
身体も「五行説」にあてはまります。
「木」は五臓の「肝」、五腑の「胆」
春は新入学期、新年度等で新しい人間関係が始まります。
環境の変化でストレスが重なり、「肝」が十分にリラックスできない状態になると、五情(感情
も五行説にあてはまります)の「怒」が強まり、イライラしやすくなります。
新しい環境でいろいろと悩むと五情の「思」と五臓の「脾」が弱まり、胃腸や食欲不振、身体のだるさが起こります。
そんな時は薬膳料理が役に立ちます。
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